かわぐちかいじ「空母いぶき」(コミック)

昨夜から大好きな漫画家 かわぐちかいじ の新作「空母いぶき」をKindleで購入して読み始めた。

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沈黙の艦隊」「みらい」など圧倒的な描写力により艦船モノで世界の安全保障問題を描いている。

本作では三巻までが既刊だが今のところ日中の尖閣問題が主題となっている。

中国軍が突如として尖閣諸島を占拠するのだが、どうしても現実に(やりかねないと)思えてしまう。

 

と考えていたら今日の産経新聞ニュースでこんな記事が出た。

「中国、尖閣での法執行規定 刑事罰明文化 日本船「摘発」根拠に」

「今回の規定で、中国国内法上は、尖閣を含む日本側の領域で日本人漁師などを中国側公船が摘発することを正当化した形だ。今後、同諸島周辺で規定などを根拠に「不法侵入」などとして日本人を身柄拘束する可能性をちらつかせることで、日本側を牽制(けんせい)する意図があるとみる政府関係者もいる。」

コミックが現実にならないことを切に願う。