神勝寺 禅と庭のミュージアム

常石造船の創業者が開基の、臨済宗建仁寺派の神勝寺に行った。
地元すぎてずっと昔に行ったきりだったが、元旦深夜の日曜美術館SPで「洸庭」というアートパビリオンが紹介され、全く知らなかったので早速出掛けた。

地元なので正月渋滞に悩まされることもなく簡単に行ける。すぐ近くに「みろくの里」という遊園地もあるが通り過ぎる。

以前は神勝寺温泉という施設が在った場所に「総門」「松堂」「含空院」などが移築などで整備され、見違えるほどの立派な寺院になっていた。

これは「総門」
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チケット売り場やミュージアムショップのある「松堂」
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「含空院」は滋賀県永源寺の住持の築350年の住居を移築したもの。茶房として抹茶と粟餅や、湯豆腐をいただける。
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「松堂」の裏手から「多宝塔」
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を通り、陸橋を渡った所にある「洸庭」が一番の見所だ。まるでノアの箱か宇宙船のような宙に浮いた巨大な建物だ。
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30分毎に20名が内部に入れる。漆黒の闇の中で水面に揺らめく光のインスタレーションが現れる。禅の世界をイメージしているそうだ。
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お昼ご飯は「五観堂」という庫裡。
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雲水にとってのご馳走である「湯だめのうどん」をいただく。大きな湯桶から太い箸で極太うどんを食べる。
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利休好みの茶室「秀路軒」は残念ながら休みだった。
無明院(本堂)の「白隠コレクション」を観賞した。
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拝観料は1,200円で飲食代は別途必要。(うどん1,000円など)
ゆったりノンビリと拝観が出来る施設でオススメだ。かなり運動にもなる(9,000歩弱)
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